ドローンで飯は食えるのか?
そういえば先日、とある方から「今後のドローン需要は?今後の事業としての見通しは?」
など聞かれ、話しましたね。
まず僕の見解は、今からドローンパイロット養成学校に入って、よし!ドローンパイロットに
なったぞ!空撮バンバンやるぞー!となっても仕事ないんじゃないかな?
ん!?これだけ世間やTV、はたまたドラマ撮影や映画で使用されているのに仕事無い??と、
思うかもしれませんが、たぶん無いです。まぁ、考えても見てくださいよ、大企業はそもそも、個人や経験の無いパイロットなど鼻にもかけませんよね。
対象となるのは、中小企業以下なのですが、じゃ、その中でどうしても空撮でなければならない撮影なんてどれだけの数があるのでしょうかね。
イベントや、プロモーションでダイナミックに撮れそうな案件は、残念ながら予算が確保できない所も多いのではないでしょうかね。そもそも空撮って3分の動画としたら、どのくらいの尺があると思います?たぶん、1カット〜多くて5カットくらいですからね。
時間としたら、ほんの数秒。
そもそも、いまからパイロット養成学校?それいくら掛かるの?うん十万円〜
え?国から技術基準も、資格としてもまだ認定されてないのに。。。
知識をもって安全に飛ばす!ってのは大前提で大事な事なんですけど、なにかこうね、
認定書を持っていれば仕事が舞い込んでくるんじゃないかな。って期待値が大きすぎやしませんかね?多分、学校側もこれからのドローンの成長産業としての数字は、煽りまくって説明するのもあるんでしょうけど。
ちょ、待てよ!
冷静に考えて、これからのドローン産業の期待値というのは、人が困難な、又はドローンを使えば飛躍的にコストが下がる可能性を持ったものなんじゃないかな。
例えば、農業、検査、監視、測量あたりが良いかと。
農業なら農薬散布、センサーを付けて成長過程をデータ化などね。これも、たぶん、オートメーション化になっていくのでパイロットいりません。
時間と監視ポジションを指定してやれば、ドローンが全て自動で徘徊し、データをこたつの上のパソコンに送信、さらにパソコンから水分量など管理して、自動で水やり。とかね。
こんなデジタル農家が誕生する日も近いかも知れませんね。
検査は橋げたや、山の中にある高圧電線のチェック点検ですかね、
どちらにせよ、かなりの専門性を持って、専門ソフトを使いこなし、それなり、いや、かなりの機材を用意出来れば、ガッポガッポいけるかも知れない。
と、まぁ、長くなりましたが、ドローン産業の行き着く先にはオートメション化が広がっていくと僕的には考察してまして、パイロットの数よりも、専門のアプリ開発だったり、それを元に仕組みのパッケージ化だったり、関係者の旗振り(ディレクション)が出来る人が調歩されるんではないかな〜なんてね♪
散々な事言いましたが、僕は、かなりドローンでの空撮楽しんでますwwwwww
案件も相談も今のところあるし、なにより出来上がった動画のクオリティも上がるし、クライアントさんにも感動してもらえますし、やっぱり新しい表現の仕方なんだと思います。
さて、まだまだ地を這うような低空飛行な毎日ですが、いつかは大空を優雅に羽ばたける様にがんばりまーす(^o^)

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